利益を確保し、お金が残る仕組みになっていますか?事業計画をしっかり立てていますか?
儲かるシステムを構築するには、事業計画を立てることをお勧めします。
この事業計画は細かく設定する必要があり、大雑把では経営の役には立ちません。
事業計画をたて利益の確保が難しいと判断すればやるべきではありません。
ここでは、事業計画の中の単価設定についてお話しします。
実際に単価設定を行い、儲かる仕組み作りをしていきましょう。
例えば、店舗(500,000円/月)を借り、初期投資10,000,000円で事業を始めたとします。
日本料理店を開店し、一人前750円で提供すると決めます。この750円が客単価です。
では、利益をだすためには何人のお客様に来ていただかないといけないでしょうか?
原価率は25%で、一日100人来てくれました。それにかかった一ヶ月の全ての経費(材料・社長以外の人件費など)は500,000円でした。
売り上げ=750円(客単価)×100人×28日(月営業日)=2,100,000円
経費=500,000円(家賃)+500,000(経費)+525,000(25%分にあたる原価)=1,525,000
一ヶ月の利益=2,100,000円-1,525,000円=575,000円
となりました。
利益率は利益575,000円÷2,100,000円×100=27.4%
単価750円の場合だと、毎日100人きていただいてやっと月575,000円の利益を残すことができます。
利益から社長の給料40万円を差し引くと、残りの利益は175,000円である。税金等も考慮すると初期投資の1,000,000円を回収するには約10年かかりますね。